国によって異なるグレード
- その課題の難しさの度合いを示すグレードは、日本で一般的に使われている「段級グレード」、アメリカ発祥の「Vグレード」、フランス発祥の「フレンチグレード」などがあります。
日本の段級グレードは、書道や珠算で用いられる段級位制になり、10級から始まり1級、続いて初段から六段へと段が上がるにつれて難易度が高まります。アメリカのVグレードはV0からV16と数字が増えるごとに難易度が増し、フランスのフレンチグレードは数字とアルファベットとプラスで表し、Vグレードと同様に数字が増えるごとに難しくなっていきます。
体感で決まるグレード
グレードは人間に付随するものではなく、あくまでもその課題に付けられているものです。そのため初登頂者である、初めてその課題を登った人がグレードを付けていきます。そして複数の経験豊富な再登者が確認し、グレードが調整される場合もあります。
ボルダリングの場合は、易しいルートや難しいルートがレベルを追った設定になっているので、自分にピッタリなルート探しが容易にできるでしょう。
グレードを意識し、もっとボルダリングを楽しもう
- まだボルダリングを始めたばかりの初心者の方は、まずは8~7級から始め、コツを掴み練習を重ねることで、初心者でも比較的簡単に達成することが可能な6級を目標にするのがおすすめです。目標を定めることで、達成感を得ることができ、ボルダリングをより楽しむことができます。
また、ボルダリングに夢中になればなるほど、雑誌や動画などでその情報を調べたくなるものです。日本のグレード以外にも、Vグレードやフレンチグレードの表記を知っておくことで、海外の難易度も知ることができ、もっとボルダリングへの理解を深めることができるでしょう。
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